ワイパーだけで車検が不合格になる場合がある

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車検は、その車が保安基準に適合しているかをチェックする機能で、保安基準はその車のみならず、周りに与える影響も含めた安全性を定義しているものです。

 

その中の一つとしてあるのが、雨の日には無くてはならないワイパーです。

 

ワイパーは飾りや機能的なアクセサリーではなく、保安基準においても「自動式の窓ふき器」として定義されています。

 

ということはワイパーの状態によっては車検が不合格になる、クリアできないということもあるということです。

 

 

保安基準でのワイパーの定義

 

保安基準ではワイパーはきちんと動作すること、視界を確保する能力を持っていること、それからウィンドウォッシャー液が正常に出ることといったことなどが定義されています。

 

この中で動作することやウィンドウォッシャー液がちゃんと出ることというのはそれほど気にかける必要はないでしょう。

 

気を付けていただきたいのが、「視界の確保」という点です。

 

視界の確保とは要するにワイパーがフロントウィンドウに付いた雨水をきちんとかきとれるか否かで判断されます。

 

ワイパーアームに付けらえているワイパーブレードは劣化が早いゴムで出来ているため、紫外線などによって硬化してしまい、フロントウィンドウ面に密着するだけの柔軟性を持つことができなくなる場合があります。

 

そうなるとどうなるかというと、ワイパーブレードがフロントウィンドウ面から一部浮いた状態になるため、拭き残しが出たり、筋が残ったりします。

 

この状態ですと指定工場での車検では、自社での利益を考えて、ワイパーブレードの交換を行います。認定工場やユーザー車検など車検場への持ち込みがある場合は、程度によってはそのままの状態で持ち込むこともあります。

 

要するに拭き残しがあっても、筋が残っても明確な基準がないため、検査官の判断によるところが大きいということです。

 

ただ、やはりそういった状態ですと見にくいので、ついでに交換しておいた方がいいでしょう。

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