最近の車のほとんどに標準装備されているエアバッグですが、このエアバッグが原因で車検に合格できない場合があることを、ご存知でしょうか。
意外に見落としやすいエアバッグの警告灯について説明しましょう。
エアバッグ警告灯は、通常運転席のメーター周辺にある「AIRBAG」という文字か、マークで表示されるランプです。
このエアバッグ警告灯は、エアバッグやシートベルトの機構に故障、もしくは異常がある場合点灯するもので、このランプが点灯した状態のまま運転すると、衝突事故などが起こっても、エアバッグが作動しない可能性があるので、注意が必要です。
エアバッグ警告灯が点灯する原因が様々なものがありますが、主にコンピュータもしくはセンサーの故障を知らせていることが多いです。
また、乗客を座席に固定するためにシートベルトを巻き上げるプリテンショナーやシートベルトバックルの故障・異常も点灯の原因となります。
バッテリーの電圧が9Vを下回った場合にも点灯することがあります。
他にも、警告灯点灯の要因となるものは多々ありますので、ランプが点灯している場合は、原因を確認するようにしましょう。
エアバッグ警告灯が点灯した状態のまま車検に出した場合、不合格になります。
警告灯が点灯している状態では、緊急時に正しく展開しなかったり、逆に誤作動を起こして不要なときに展開してしまったりする可能性があるからです。
より正確には、次の条件を満たす場合、車検不合格とされます。
・エンジンが稼働している状態で、エアバッグ警告灯が点灯、もしくは点滅する状態
・電源投入時にエアバッグ警告灯が点灯しない
ハンドル交換等の理由により、エアバッグを外した状態であっても、警告灯の点灯・点滅がある場合は不合格となることもあるので注意が必要です。
車を車検に出す前には、必ずエアバッグ警告灯を確認し、点灯・点滅がないか注意しましょう。
エアバッグというと、タカタ社製エアバッグのリコール問題が記憶に新しいところですが、2017年12月に国土交通省から「タカタ社製エアバッグをリコール改修していない車は車検を通さない」という措置を通達、2018年5月より、その措置が適用されています。
万一、リコールの対象となる車を未回収のまま車検に出してしまった場合、車検に通らなくなってしまいますので、注意してください。