車検タイヤ交換に騙されるな

車検タイヤ交換に騙されるな

車検タイヤ交換は、本当にその時にやらなければならないのか?

車検タイヤ交換に騙されるな

車検タイヤ交換

どの世界にも悪徳業者というものがはびこる現在ですが、車検に関わる業者においても一部でそういったところがあるようです。

 

車検タイヤ交換で儲けを作ろうとする悪徳業者

 

車検の際にタイヤの状態をチェックすることは当然の作業なのですが、その時にまだまだ使えるタイヤが装着されているのに、交換をしないと車検を通すことができないなどという業者が見られます。

 

それもタイヤ交換は自分のところでやらないと、別途で費用が掛かってしまうという脅しめいた言葉つきです。

 

要するにタイヤを交換するために車検整備を一度やめて、他のお店などでタイヤを交換してから、また車検を受けに来るとした場合でも今回の整備費用と、再度車検を受ける時に整備費用が二重にかかってしまうという意味合いです。

 

これはどう見ても余計な部品を交換させて、その工賃やタイヤ交換に関わる利益を得ようとするやり方で、いわゆる悪徳業者ということになります。

 

ただ本当にタイヤがすり減っていて、タイヤ溝が1.6mmを下回り、スリップサインが出ていたり、偏摩耗していることもあるのですが、タイヤ交換をその場で自分のところで行うように強制するような行為をすることはありません。

 

整備費用の二重取りをすることもないでしょう。

 

それに、そもそも本当にタイヤを交換しなければ車検を通すことができないのかという疑問がわきます。

 

とくに、こういった話を持ち掛けるのは車のことを詳しく知らないような方や女性、年配者だけにすることが多く、実際に現物を見て説明しても何が何だかちんぷんかんぷんの人間を対象とすることが多いので、そういったことでクレームをつけることも出来ないのです。

 

車検にタイヤが引っかかるのは、「タイヤ溝1.6mm以下」「スリップサインの露出」「偏摩耗よる部分的なスリップサインの露出」「大きな亀裂、ひび割れ」「ブロック飛び」ぐらいなもので、それ以外はまず引っかかることはないでしょう。