車検の有効期限を知るのに一番手っ取り早いのがフロントウィンドウに貼られている通称「車検ステッカー」、正式には検査標章というものを見ることです。
そのステッカーは軽自動車は黄色ベース、登録車は青系のベースカラーに外から見える側と室内側両方に黒い文字で車検の有効期限が書かれています。
例えば表側を見ると、小さい文字で「30」、その下の大きな文字で「5」と書かれていたら、平成30年(2018年)5月が車検の満了月であるという形になります。
しかしここで注意していただきたいのがここには「平成30年5月」としか書かれておらず、何日までということは書かれていません。
実はここが大きな落とし穴でこれだけで確認をして、車検を先延ばしにしていると気が付かないうちに車検切れとなってしまいます。
先程の例でいうところの平成30年5月の文字が書かれている場合は、満了日が2018年5月1日から2018年5月31日までということを表しているわけで、5月○○日ということを明確にしていません。
これを過信して「まだまだ大丈夫だろう」とか、勝手に月末までOKとして5月31日まで大丈夫だろうと思ってしまうと、本当の車検満了日を経過しても平気で運転してしまうことになってしまいます。
初回であれば、検挙されても特に大きなおとがめを受けないまま終わりますが、帰りにその車を運転することができませんので、出先でキャリアカーやレッカー車を呼んだりして、あたふたしてしまうことになります。
こういった思いをしたくなければ、車検の満了日を車検ステッカーの表側の表示から推測するのではなく、ステッカーの室内側に書かれている「自動車検査証の有効期間の満了する日」の下に書かれている「30年5月15日」などといった日付まで書かれている方を見るか、車検証の「有効期間の満了する日」欄を見て、確認した方がいいでしょう。