車検費用を少しでも浮かすため、ユーザー車検を選ぶ方は決して少なくありません。
法定費用のみを支払えば良いことから、車検代を半分程度に抑えられる場合もあります。
しかし、ユーザー車検は難易度が高く、全ての検査をドライバー自ら実施しなくてはいけないのが欠点です。
一つでも検査に不合格となった場合、自分で調整などを行わなければいけません。
このため、車検を受ける前に予備検査を利用する方も中にはいます。
必須の検査ではなく、利用するかどうかはあくまでユーザー次第となります。
民間の整備工場や予備検査場などがサービスを提供しており、車検とほぼ同様の検査を行えるのが特徴です。
ユーザー車検は、検査で不合格になることも決して珍しいものではありません。
しかし予備検査を受けておけば、本番で不合格になるリスクを緩和できます。
有料のサービスではありますが、ユーザー車検を検討中なら検査を受けてみるのも良いでしょう。
費用は業者によって変わるものの、数千円程度で利用できるのが一般的です。
検査自体は工場・検査場の整備員やスタッフが実施し、不具合などがあっても全てスタッフが調節してくれます。
予備検査では様々なテストが実施されます。
主に行われるのは、排ガス測定、ライトの角度・光量の確認とテスト、スリップ・ブレーキ測定、スピードメーター検査などです。
いずれもユーザー車検で検査される項目ですが、本番で不合格になるリスクを軽減するため、本番とほぼ同様の検査を受けられます。
このように、ユーザー車検の予備検査は様々なメリットを持っていますが、予備検査場によっては予約が必要な場合があります。
また、時期によっては予備検査場が一杯になり、予約が取れないこともあるので注意しましょう。
予備検査を希望する方は、事前に検査場の場所をチェックし、予約の有無や費用の確認をしておくことをおすすめします。