車検は法的な手続きを含むため、どうしてもそれなりの日数がかかります。
しかし、車検を取る方法、あるいは車検を出す業者によってまちまちであることになります。
ユーザー車検はすべてを自分で行い、車検場に出向いていろいろな作業を行うことから、一番短時間で車検を取ることができます。
朝一番から車検場に向かい、予備検を行ってから書類の作成、提出、そして検査ラインで検査を行い、一発で合格できれば、あとは新しい車検証を貰って終わりです。
早くて半日、検査ラインで不合格となっても数日で車検証を手にすることができますので、かかる日数としては一番早いといえるでしょう。
ディーラーや車検専門店、一部の整備工場などがこれにあたるのですが、認定工場では、車検場で行う検査ラインでの検査までをその場で行うことができますので、比較的早く車検を終わらせることができます。
しかし、最後の段階となる法的手続きは実際に誰かが車検場で行わなければなりませんのでその分だけ時間がかかりますし、1台車検を行ったからといっていちいち車検場に出向いていたら業者として時間の無駄となり人件費もかかりますので、ある程度の台数が集まったらまとめて提出に行くといった方法を取ります。
そのため車検証を手にすることができるのは数日後から1週間後ぐらいとなり、郵送などで送られてくることになります。
ただ、その場で仮の車検証を発行してくれるので、新しい車検証がなくても乗って帰ることができ、事実上は即日ということになります。
町の整備工場などに多い指定工場で、整備などは自社で行いますが、検査は車検場に持ち込んで行いますので、車検場に行くことができればすぐに新しい車検証を手にすることができます。
ただ、整備工場も仕事ですので、整備をしても車検場にすぐに行けるというわけではなく、いける時に車検証を取るといったスタンスとなります。
早くて翌日遅くて1週間ぐらいはかかるでしょう。