ユーザー車検といって、自分で自動車を持ち込んで検査をする方式で車検を通す人も増えています。
この方法の良いところは、とにかく他の手法と比較して安く済むため、車検費用を節約できるところです。
しかしユーザー車検の場合、もしかすると検査官から不具合を指摘されるとか、テスターで問題が発生し不合格になってしまうケースもあるかもしれません。
ちなみに一つでも不適合な所があれば不合格扱いになってしまって、新しい車検証を発行してもらえません。
初めて不合格通知されると、動揺する人もいるようです。
しかし別に一度不合格になったところで、その不具合箇所を修正して再度車検を受けることは可能です。
ちなみに不適合箇所の問題さえ直っていれば、合格になり車検証を取得できます。
ユーザー車検を行った当日に修正して、最後車検を受けることも可能です。
この場合追加料金は一切かかりません。
何度不合格になったとしても、車検を受け直すことは可能です。
ただし当日不合格になってしまった場合には、3回までしか試験を受けることはできません。
2回再検査を受けてそれでも車検証が発行されなかった場合には、検査手数料を再度支払う必要があります。
ただし2回も再検査して合格できないというケースはまず考えられません。
ちなみに検査官に対して、どこに不具合があるのか質問をすれば、詳しくアドバイスしてもらえます。
そのアドバイス内容を確認して、問題個所の整備をして再受験することが大事です。
不合格要因はいろいろとあって、ランプ切れとかワイパーのゴムに問題があるなどであれば自分でも簡単に直せます。
しかし中には光軸やアライメントの調整の問題のケースもあります。
この場合には、車検場の周辺にテスター屋があります。
こちらに自動車を持ち込んで確認をすることが大事です。
自分で直す自信がないのであれば、カー用品店や整備工場に持ち込んで不適合箇所を伝えれば、きちんと修理してくれるはずです。