車検を受けるときの大きな問題点のひとつがお金です。
普通自動車の検査を業者に依頼すれば7〜10万円くらいの出費は覚悟しなければならないでしょう。
生活費がかかるのでなかなかこれだけのお金を一度に用意できない、という方も多いはず。
2年ごとに行うわけですから計画的にお金を貯めて資金を用意しておけばいい、という考え方もできるわけですが、なかなかそううまくいかないのが実際のところです。
となると支払いを何とか遅らせることができないか?と思うもの。
期限の満了日は決められているわけですから後に引き延ばすことはできません、ですから検査は受けるだけうけて代金だけをちょっと遅らせてもらおうというわけです。
検査の代金はいつ支払うのか?
これは原則として前払い、業者に車を持っていったときには預ける際に支払う形になります。
現金でその場で支払うのが理想的ですが、クレジットカード払いが可能なところもあります。
その場で払うのは厳しい、なんとか後払いにできないか?この点に関しては業者によって対応が異なります。
基本的に受け付けてくれないところが多いのですが、柔軟に対応してくれるところもあるのです。
検査には法定費用と諸費用の2種類のお金がかかりますが、そのうち業者の利益になるのは諸費用のほう、法定費用は依頼者に代わって運輸局に支払う形になります。
ですから後払いにしてしまうと法定費用を一時的に立て替える形になってしまうため、なかなか受け付けるのが難しいのです。
1日に何十件も検査を行っている業者も多いわけですから、すべてを立て替えていては資金的にやっていけなくなってしまうでしょう。
そのため法定費用は前払い、諸費用を後払いで対応してくれるところもあります。事前に問い合わせて交渉してみるとよいでしょう。
それが難しい場合にはローンでの分割払いが利用できるところもあります。
こちらは金利が上乗せされてしまうのが難点ですが10回以上の長期にわたって分割払いができるところもあるので当座の資金が厳しい場合に利用すると便利です。