車を乗り続けるためには2年に一回車検を受ける必要があります。
毎回整備工場に出して車検を受けるなど少なからぬ費用がかかるため、お金をどう工面すればよいのかなかなか頭が痛いところです。
そんな車検の費用の支払い方法のひとつとしてクレジットカード払いが可能なのでしょうか。
万一車検切れの時期が近づいてきたときに車検費用を出すだけのお金の余裕がなかった場合、クレジットカードならその問題をクリアすることができます。
この車検の費用のクレジットカード払いに関しては原則として車検基本料のみ可能です。
車検の費用には車検基本料と法定費用の2種類がありますが、そのうち法定費用に関してはクレジットカードで支払うことは基本的にはできないのです。
法定費用には自賠責保険の保険料や印紙税、重量税が含まれます。
保険料金や税金をクレジットカードで支払うというのはやはり難しいと考えざるを得ないでしょう。
他の保険料や税金をクレジットで支払う様子をイメージすれば無理があるとわかるはずです。
ですから、車検の費用をクレジットカードで支払うことができるのは車検基本料のみ。
最低でも法定費用の分は現金で支払えるよう自分で用意しておく必要があります。
ただ車検費用にかかる費用の半分以上、場合によっては7割近くは車検基本料でなりたっています。
整備工場で修理や点検、部品の交換などが必要になる場合にはその割合が高くなります。
もっとも費用がかかる部分をクレジットカードで支払えるのですから、それほどデメリットに考える必要はないかもしれません。
ただひとつ注意したいのは車検を扱っているどの業者・店舗でもクレジットカード払いに対応しているとは限らない点です。
そしてクレジット払いに対応しているところは車検代そのものが少々割高のケースが見られます。
支払い方法が限定している(サービスが限定されている)からこそ車検代が安くなるケースもあるので、その点もよく踏まえたうえで支払い方法を決めたいところです。