自分で検査に出す場合を別にすると車検代の支払い方法にはその場で現金で支払う方法のほか、クレジットカード払いや銀行振込、さらにはカードローンによる分割払いなどさまざまな選択肢の中から選ぶことができます。
分割払いの中には24回払いなどかなりの回数を指定できるものもありますし、ボーナス一括払い、リボ払いなどの選択肢が用意されているものも。
実際にどんな支払い方法が用意されているかは依頼する業者によって違いますが、業者を選ぶ段階で自分が希望する支払い方法が可能かどうかをチェックしている方も多いはずです。
クレジットカード払いやローンでの分割払いにはその場でまとまったお金を用意しなくてもいいという大きなメリットがあるわけですが、メリットばかりではなくデメリットもあります。
それだけに本当に理想的な支払い方法はどれなのか、いろいろな面から比較検討して判断していくことも大事です。
結論から言ってしまえばその場での現金払いがもっとも理想的です。まず分割払いに比べて金利の負担がありません。
当然といえば当然ですが、分割払いの回数が多くなればなるほど、借り入れの期間が長くなればなるほど金利が高くなっていきます。
その場で現金を用意できなかった代償としてより多くの代金を支払わなければならない面もあるのです。
そしてその場で支払う場合には値引き交渉ができる可能性がある点も大きな魅力です。
もちろんすべてのケースで値引きが成立するわけではありませんが、整備工場などではうまく交渉すれば多少なりとも値引きしてもらえるチャンスがあります。
分割払いやクレジットカード払いではまずそのチャンスは期待できないでしょう。
車検を業者に依頼するとなると7〜10万円程度のお金が必要です。
それを一度に用意するのは厳しいというのもわかるのですが、確実に2年ごとに行うものなのですが、少しずつコツコツと貯めていくことも十分に可能なはずです。
基本的にはその場の支払い。
これを前提に準備をしていきたいところです。