車検費用の見積を取ってみてもイマイチ、高い気がする。
そんな時は、さらなる交渉をしてみても良いでしょう。
車検の見積りをしてもらった場合、法定費用とそうでない部分とがあります。
法定費用は、法律で決まっている税金などですから、車検業者はそこで利益は一円も取っていないので、いくら交渉をしても下がることはありません。
ですから、法定費用以外の部分で交渉すれば良いのです。
見積もりをしてもらった場合、必ず内訳を見せてもらってください。
そして、法定費用以外の部分を一つ一つ確認して下さい。
もちろん、中身がよくわからなくても大丈夫です。
わからなくても良いので、項目を一つずつ説明してもらってください。
そこで、重要なのが、それを調整又は、交換しなければ車検に通らないのか確認してください。
なぜなら、項目の中には、車検を通すために必ず調整・交換しなければならないものと、整備する上で、推奨しているだけのものがあります。
推奨しているだけのものを断れば、それだけ安くなります。
また、もう一つ交換はしなければならないですが、それほどのグレードを必要としないものがあります。
特に、ディーラー系ですが、タイヤやバッテリーなど、それで十分と言えるレベルのグレードではなく、会社として推奨している今売りたいモノを勧めてくる場合があります。
この辺のパーツは、車のグレードによっては、万単位になります。
これらのグレードを落とす事によって、2〜3万円程度安くなる事もあります。
それらを意識して、項目を一つ一つチェック説明してもらいながら、交渉をしましょう。
ただ、注意してほしい事があります。
今は、交換をしなくても車検を通すことはできるが、一年以内にダメになるであろうモノもあります。
そういうパーツは、交換時期が自身で判断ができない時は、車検と一緒に交換してもらった方が良いこともあります。
車検の際に一緒に交換してもらう事によって、工賃を割安にしてくれますから。
こういう交渉の仕方は、年数の立った車の車検程有効なので、ぜひ試してみてください。