自分で車を運輸支局に持ち込んで検査を受けるのがユーザー車検。
いろいろと手間がかかるのは事実ですが、そのかわり業者に依頼する場合に比べてはるかに安い料金で済ませることができます。
ディーラーに依頼する場合に比べると半額以下で受けることができるでしょう。
経済的な事情で代金を確保するのが厳しい、という方は検討してみる価値があります。
ただ注意が必要なのが事前に予約を入れておくことです。
いきなり当日に運輸支局に持ち込んで「検査を受けさせてください」というわけには行かず、予約を入れたうえでその日に持ち込む形になります。
自分の都合で準備や計画を行っていくことができる方法でもあるわけですが、検査を受ける日は早い段階で決めておく必要があるわけです。
もうひとつ注意しなければならないのが平日に検査が行われている点です。
つまり平日の日中に仕事がある方は休みをとって受けなければなりません。
そのためせっかく代金を安く済ませても休んでしまった分で帳消しになってしまう、なんてことも。
このように難しい部分もあるので注意したいところです。
では予約なしでは本当に検査を受けさせてもらえないのか?じつはこの点は意見が分かれるところで、その日の検査員によって異なるとも言われています。
予約の空きがあれば柔軟に対応してくれる場合もあれば、「予約がないと無理です」と断られてしまう場合もあります。
ですからもし予約なしで車検をユーザー車検を受けようと思った場合には、当日に問い合わせをしておくとよいでしょう。
ただ月末や年度末近くになると予約が埋まっていることが多くなかなか対応してもらえないことがほとんどです。
月初めや週の半ばなど比較的予約が入っていない時期に問い合わせをすると当日でも対応してもらえる確率が高くなるでしょう。
いずれにしろ、まずは予約を入れることを大前提に準備しておきたいところです。