車検の時期が来たのに車検を通せない理由には大きく分けて2つのものがあります。
車検は単に車のチェックを行うだけでなく、自動車重量税の納税、自賠責保険料の支払いを行うタイミングでもあります。
どちらも納税、支払いをしなければ車検を受けることができない仕組みになっているので、同時に納税や加入を行うことになりますが、その金額は相当なものでこれがネックになって車検に出せないという方もいることでしょう。
こうなってしまったらお金を何とか用意しなければなりません。
お金を用意する方法にはいろいろありますが、例えば親兄弟に借りるとか、自動車ローンで車検ローンを組むとか、クレジットカード払いにするとか、カードローンを組むなどいろいろな方法があります。
店舗によってはその店舗オリジナルの車検ローンなども用意していることがありますので、そういったものを利用して、要するに借金をして車検を通すということになります。
お金や時間はあっても車がどう見ても車検をクリアすることができない状態になっている、要するに違法改造をしているといった状態も車検に出すことはできません。
そもそも車検は保安基準に適合しているかをチェックするものですから、それにあっていないことが分かっているのであれば出すこともできないでしょう。
これは仕方がありませんから、保安基準に適合していない部分を適合させるしかありません。
爆音マフラーをノーマルマフラーに変える、シャコタンをノーマルの足に戻す、大きなエアロパーツを外す、タイヤとホイールをノーマルに戻すなど、すべてをノーマル状態に戻すしかありません。
通常は何かパーツを交換した場合、それまでついていたノーマルパーツを取っておくのが常套手段なのですが、中にはそういったものを捨ててしまったり、売ってしまったり、あっても取り付けることができない状態になっていたりすることもありますが、そういった場合も仕方ありません、ノーマルパーツを購入してそれに付け替えるしかないでしょう。