日常的にきちんとメンテナンスをしている方ならそもそも車検時期は頭に入っており、車検切れになることはないものです。
メンテナンスやいつも頭の中に愛車のことがある方であれば、車検切れを引き起こす確率が低くなります。
それはどうしてかというとメンテナンスのために車をいろいろなところに持ち込むことがあるからです。
車検時期はオーナーがきちんと管理していなければいけないことなのですが、ついうっかりそれを見逃した時に、誰かが教えてくれたらうれしいと思いませんか?実はそういったことをしてくれるところがあるのです。
それが修理工場やガソリンスタンド、カー用品店のピットサービスなどです。
こういったところは常に営業の目を光らせています。
ガソリンスタンドでよくある「エンジンオイルを見ておきましょうか?」とか「タイヤの空気圧をチェックしておきましょうか?」といったようなある意味で「大きなお世話」的なサービスを押し付けようとしてくるような物です。
このセリフは一見すると、「安全運転のためにチェックしておいた方がいいよ」と受け止めることができ、素直に受け止めれば「善意」となりますが、実際にはそういったことはほとんどなく、要するにそこでチェックして少しでもおかしい点があれば、自分のところでオイル交換するなり、タイヤの交換をするなりといった利益につなげようとしているだけなのです。
そういった中で、指定工場や認定工場の認可を受けているところでは、利益率の高い車検を自分のところで行ってもらおうとして、入ってくる車の車検ステッカーを見て、車検時期を教えてくれるのです。
もちろんすべてのところでそういったことを行っているわけではありませんが、オイル交換をするために持ち込んだといった時に同時に車検時期を教えてくれますので、それで車検切れを未然に防ぐことができるわけです。
大きなお世話もたまには役に立つものです。