車は様々なオイルが使われており、定期的な交換が必要になります。
例えばエンジンオイルであれば、5,000kmあるいは6ヶ月に1回のオイル交換が目安とされています。
また、他にもブレーキオイルやクラッチオイルなどもあり、これらはいずれも数年に1回の頻度で交換が必要です。
しかし、普段は忘れてしまいがちなことから、車検の際にまとめてオイル交換をする方も少なくはありません。
では、車検を受ける度にオイル交換をするべきなのでしょうか。
結論から言うと、個々のケースによって異なります。
例えばエンジンオイルを交換する場合ですが、半年に1回程度の交換が必要ではあるものの、車検の前に交換を済ませた方や、まだ5,000kmか6ヶ月経っていない方であれば、交換をする必要性は薄いと言えます。
ブレーキオイルは2年に1回、クラッチオイルなら5万キロか5年に1度が交換目安なものの、いずれも交換済みの場合や、交換時期が来ていないなら不要と考えられるからです。
もし迷った場合は、前回交換からどの位走行したか・どの程度期間が経っているか確認してから判断しましょう。
車検業者の中には、期間などに関係なく交換を勧めてくる業者もあります。
車検でオイル交換は必須とされておらず、また法定点検にも含まれていないことから、交換するかどうかはユーザーの任意なのです。
どうするべきか迷わないためには、普段からオイルの交換時期を把握しておく必要もあります。
また、費用をチェックしてからオイル交換するか判断するのも良いでしょう。
車検業者に任せたほうが安い可能性もある一方、カーショップで後日交換した場合が安く済むこともあります。
車検の際にオイル交換すると高く付く、と考える方も少なくありませんが、実際は一概に高いとは言えません。
車検と同時に交換すれば手間は省けるメリットがありますので、面倒な方は一緒に交換しましょう。
ただし、少しでも費用を浮かせたい方は慎重に判断することをおすすめします。