ガソリンを消費せず、電気のみで走行する車が電気自動車です。
二酸化炭素を排出しないことから環境に優しい車として注目されており、年々技術改良や普及が進んでいます。
一般的なガソリン車やハイブリッド車とは異なり、家庭のコンセントで充電すれば走れる点も特徴です。
しかし、電気自動車も車に変わりはありませんので、定期的な車検を受ける必要があります。
電気自動車の車検内容は、一般的なガソリン車などとほとんど一緒です。
ただし、構造がガソリン車とは大きく異なるため、専用の測定器などを備えている検査場での点検・検査が必要になる場合もあります。
このような事情があることから、車検を依頼する際は業者選びに注意しなくてはいけません。
購入したディーラーであれば問題なく車検を受けられますが、民間業者の場合は別です。
電気自動車の車検に対応している業者もある一方で、検査場の設備などの理由から車検を断っている業者も存在します。
もし民間車検を利用する方は、申し込み前に必ず問い合わせておきましょう。
同様にユーザー車検はハードルが非常に高く、選ぶ方はほとんどいません。
電気自動車の場合、ディーラー車検か民間車検が一般的になっています。
電気自動車は自動車税や重量税などの税制面で優遇されており、車検時に支払う法定費用はガソリン車よりも安く抑えられます。
また、業者に支払う点検費用も通常の車とほぼ変わりません。
しかし電気自動車に対応した車検業者が限られることもあり、場合によっては費用の節約は難しいので注意しましょう。
各種交換部品代もガソリン車より高くなる可能性があります。
車検業者の自由度が低いなど、電気自動車はいくつか注意点があります。
未対応の民間業者もありますので、特にこだわりが無ければディーラーに車検を依頼するのが良いでしょう。
逆に少しでも費用を節約したい方は、電気自動車に対応した車検業者を探し、見積もり内容を比較してみることをおすすめします。