車検で代車を借りることは一般的になっています。
業者によっては1日で車検が終了しますが、ディーラー車検のように日数がかかる場合も多く、代車を数日利用することも珍しくはありません。
代車は車検完了後、自分の車受け取りと同時に返却を行いますが、ここで気になるのがガソリンではないでしょうか。
ガソリンを満タンにして返却するべきか、それとも空の状態でも問題はないのかと、悩む方は意外と多くいます。
もし車検で代車を利用した場合、ガソリンを満タンにして返却する必要はありません。
レンタカーの場合は満タンにして返すのが一般的ですが、代車は特に給油の必要が無く、現状返しが基本になっています。
このため、仮にいっさい給油をしていない状態でも、業者からガソリン代を請求されることはないのです。
ただし、代車を利用している間のガソリン代はユーザー負担となります。
しかし、代車の場合は現状返しがマナーとされており、給油タンクが空の状態で返すのは好ましくありません。
最初からどの程度給油されているかによりますが、ある程度はガソリンを給油してから返却するのが望ましくなっています。
例えば最初に10Lガソリンが入っていた場合、返却時に10L給油してから返すのが良いでしょう。
現状返しは、借りた時と同じガソリンが入っている状態が当てはまるため、使った分は給油することが重要です。
一方、車検業者から代車のガソリンについて説明や条件の提示があることも珍しくありません。
例えば代車の返却時にガソリンを満タンにする、ガソリン代を返却時に実費で負担するなど、何らかの条件が付けられることがあります。
もし条件などがあった場合は従うようにしましょう。
車検で代車を借りる時、不明点があれば業者に聞いてみることをおすすめします。
ガソリンに関してはトラブルになる場合もありますので、なるべく聞いておくと良いでしょう。
対応が業者によって分かれる点にも注意が必要です。