軽自動車の車検の時期が迫っているけれども、仕事や家庭の事情で忙しくて、なかなか車を預けられない…ということもあります。
そのため、スケジュールが空いたら、そのタイミングで予約なしで車を持ち込んで、車検を受けたいと考える人もいるかもしれません。
しかし、ほとんどの車検業者では、事前に予約を取って受付をしていますし、ユーザー車検も予約が必要となっています。
予約をしてから車検、というのが一番良いのは事実です。
それでも、車検ができる指定工場で、予約なしの当日車検に対応してくれるところはあります。
といっても、いつでもどんな時でも対応できるわけではありません。
その条件としては、やはり整備工場のスケジュールに空きがある場合になります。
他の自動車の車検や整備の予定が入っておらず、急な申し込みでも対応できる枠が余っているのであれば、予約なしでもできます。
また、すでに他の予約が入っているとしても、キャンセルが生じた場合に、キャンセル待ちという形で受け付けてくれることもあります。
ただし、このケースは完全にキャンセルの有無によりますので、不確実なやり方です。
先述のように、条件が合えば予約なしでも車検をしてくれる業者は存在します。
しかし、いくつかの注意点があります。
まず、予約なしで対応してくれる工場だとしても、行く前に電話をして確かめるべきです。
やはり、いきなり行って「車検をしてくれ」では業者側も困りますし、スケジュールが埋まっていれば、工場に行っても無意味だからです。
それから、必ず必要書類と費用を用意しておくべきです。
車検証や税金の納付書などがなければ、車検を通すことはできません。
書類の不備でその日にできなければ、今度はいつスケジュールが空いて可能なのか、分からない状況となってしまいます。
確実にできる日に車検を済ませるためにも、事前に書類は用意しておきましょう。
当日すぐに支払えるように、お金も用意しておくべきです。
業者によっては一部前払いを求めることもありますので、軽自動車を持ち込む際にお金を持参する方が安心です。
また、予約なし車検だと急な申し込みとなるので、じっくりとサービスの内容を選べない可能性があることも覚えておきましょう。
割高なコストとなってしまったり、充実した整備やチェックをしてもらえなかったりするリスクもあります。