車検を受けるにあたって、いくつかの場所に自動車を預ける方法があります。
その中でも主要な方法として、ディーラー車検と民間整備工場が挙げられます。
どちらで車検を通すかですが、価格重視か整備重視かによって変わってきます。
ディーラー車検の良いところは、やはり整備のしっかりしている点が挙げられます。
メーカーの名前を背負って整備や点検をしますから、多方面にわたって整備してくれます。
またメカニックもそのメーカーの自動車の整備を普段から行っていますから、ノウハウがしっかりしています。
また専門のパーツなども充実していますから、スムーズにパーツの交換なども行えて、保証なども充実しています。
ただしほかの車検と比較すると、ディーラーは費用が高くなります。
しかし多少お金がかかっても、安心して自動車の運転をしたい人にはおすすめです。
民間整備工場車検は、街中に「○○モータース」といった看板を掲げている工場があります。
このような中には、車検業務を請け負っているところも多く、ディーラー車検と比較すると価格は安いようです。
しかも長年従事しているメカニックが点検すれば、しっかりとした整備が期待できます。
ただし工場によってピンキリのはっきりしているところもあって、どの工場に持ち込むかで当たり外れがあります。
また自動車は持込み・持ち帰りが基本で、土日や祝日はやっていない工場も多いため、スケジュールの調整が必要です。
民間整備工場車検には指定工場と認証工場があります。
認証工場の場合、点検整備はしてくれますが車検場にて自分自身で車検を通す必要があります。
指定工場であれば、検査ラインの設備もありますから点検整備だけでなく、車検も一緒に行えます。
工場の入り口など見やすい所に、指定工場もしくは認証工場の看板が掲げられているので事前に確認しておきましょう。
ベテランのメカニックの多い工場であれば、熟練の技でしっかりとした整備の受けられる可能性は高いです。